二世帯住宅の間取りは3種類ある！

親世帯と小世帯がひとつ屋根の下で一緒に生活するための造りになっている家のことを二世帯住宅と言います。二世帯住宅には、完全分離型や部分共有型、完全共同型の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

完全分離型の間取りとは？

完全分離型とは、キッチンや浴室、リビングなどの生活空間を完全に分けています。親世帯と小世帯が自分の生活ペースを乱すことなく、生活することができます。中で扉一枚で行き来できるように設計できるので、必要なときだけ出入りすればお互いの世帯が別々に生活しながらも必要な時にはすぐに駆けつけ協力することができます。

部分共有型の間取りとは？

部分共有型の間取りは、玄関などの一部のスペースを共有し、キッチンやトイレ、リビングなどを世帯ごとにそれぞれ設置します。例えば一階と二階で世帯を分けるなど、ある程度プライバシーを守れるような構造になっています。

完全同居型の間取りとは？

同居する人数に応じて寝室は別に設置しますが、リビングやキッチン、浴室、トイレなどの生活に必要な設備をすべて共有する間取りです。親世代と子世代が同じスペースにいることが多いので、コミュニケーションを取りやすくなるメリットがあります。

二世帯住宅の間取りを決めるポイント

二世帯住宅とは親世帯と子世帯が一緒に住むことができる住宅です。同居型、共有型、完全分離型と様々な形式があります。お互いが近い距離にいるため何かあった時に助け合える利点があります。