注文住宅の快適性は何で決まる!?間取りの大切さとは

間取りを考えるうえで重要なこと

家族のライフスタイルを考慮し、間取りを考える必要があります。たまにしか家で過ごさないのであれば、収納スペースが少なく、動線に多少の不便があっても気にならないかもしれませんが、毎日そこで過ごすとなればそうはいきません。間取りは生活の利便性につながるので、過ごしやすさを第一に考えていきましょう。なかでも家事動線は非常に大切で、生活において家事は必須になってくるからです。家で食事づくりや洗濯をするという人は多いでしょう。食事は外食、洗濯はコインランドリーで済ませるという人も、部屋の掃除はするはずです。間取りを考えるときは、家事のしやすさを重視すると快適な空間になります。家事動線がよい部屋は、広々としていて室内を移動するときも楽なのが特徴です。

室内をどう移動するか考えてみよう

注文住宅は建売住宅よりも失敗する確率が高いという現実があります。土地しかない状態から建てていくので、居住空間をイメージしにくいのです。結果的に動線で失敗しやすく、住みにくい家になるケースがよくあります。快適な動線にするためには、室内の移動ルートを詳細までイメージする必要があります。家で仕事をする人であれば、快適に仕事ができる動線にしましょう。例えば、自室にこもって仕事を進めたいときは、部屋の近くにトイレや手洗い場などがあると便利です。仕事場が二階にある場合、トイレや手洗いのたびに一階まで移動するのは面倒でしょう。洗濯物を二階のベランダに干すという状況ならば、二階に洗濯機があれば作業がスムーズになります。注文住宅づくりではこうした細部まで動線を詰めていく必要があるのです。

埼玉の注文住宅の平均価格は約3,600万円です。埼玉は首都圏ですから、全国平均の3,530万円よりは若干お高めになっています。